我が家の多頭飼育論
道で突然多頭飼いについて話しかけられたりコメントを頂いたり
よく親子ですかと聞かれるほど我が家の2パピが仲が良くみられていると思います。
そして多頭飼いについて事前に調べた事と
実際にやってみて思った事を今回書こうと思います。
もちろん私の経験と我が家の2パピにおいての事ですので参考程度でお願いします。

まず我が家が決めた理由
クレレ(先住犬)はおかげ様でお友達がとても多いです。
しかも多頭飼いされている方も多いので
自分が遊びたいのに姉妹や姉弟で遊ばれて入りこめない事が多く
それでも無理矢理入っては羨ましそうに見つめてたのもあり
クレレには大丈夫であろうというのと
クレレにはしっかりして競争心を出して欲しかった(優しすぎる)
という感じですべてクレレの為を思ってカイナを迎い入れました。
パピーの時の性格などはどんなのが良いのかとか聞かれます。
私がお世話になった訓練士に教えられたのは
本来ある性格を残して調教することが重要ということ。
なので明るく私達に抱っこされても動じない
歩き方を見て健康そうな子(カイナ)に出会って即決めしました。
とにかく元気で明るい性格でクレレがたまにネチネチしてても
カイナがいたずらをしてクレレを励ましてあげてます。
人間でよく一般的に言われている血液型性格でいくと
クレレがA型でカイナがO型なので良いバランスになってるのかな?

我が家のしつけについて
我が家ではカイナをクレレの前で優しく抱っこをしたり玩具で遊ぶなんて
生後4ヶ月過ぎてからなので、可愛いから遊びたくてもカイナには厳しく接しました。
だっこをする時は服従のポーズのまま抱っこをする感じでした。
これは人間社会でも先住犬が1番だとどちらにも分からさせる為です。
クレレだけを散歩に出す時、家にいるどちらかがカイナと遊ぶ程度。
でも今は上下関係が伝わっているので場の雰囲気に合わせてます。
我が家では天罰方式でしつけをしたので
服従のポーズとマズルコントロールは教える時で
教えたことを覚えたくせに試すような事をする時はお手入れタイムとか(笑)
全ての遊びも「オシマイ」という事も教えてました。
怒る時は目を見て唸り、その後は耳掃除、爪切りなど基本的に嫌がる事を
服従心があるうちにやってました。
教える時はパピヨンは頭が良いと言われていますが、
びっくりするくらいパピーの時から考えてます。
体をカキカキ、鼻を舐める、目を反らすっというカーミングシグナルをする時は
じっくり考えさせる時間を与え「ダメ」って一言で教えていきました。
ということで私は2頭とも接する時間が多いので
私が我が家ではボス猿だという事をパピーの時に叩きこみました。
結果的にクレレが私の恐ろしさを知っているし見ているのが嫌なので
カイナを守ろうとする事や人間のルールも教えてたのだと思います。

クレレ(先住犬)とカイナの関係
まずどんな事があっても、口出しを一切しませんでした。
物を取られても見守るだけです。
大丈夫かな・・・なんて何度も不安になりましたけど
ずっと模索しながら見ていると色々とその中でも意味があったんだと今になって思います。
パピーの頃に比べてクレレもシメ方強くなっていますし
クレレが間違って怒る事もあるので、その時はやはりカイナも反撃してます。
そうやってずっと上下関係を築き、
オス同士なので尚更ですが力試しをしてます。
とうい感じで今はカイナを守るほどクレレは成長しました。
これは帰りの鮎沢SAのドッグランで。

先住犬は何でも一番について
先住犬が先、なんでもかんでも一番ってよく言われます。
当初も確かに私もやってきちゃいました。
でも、今のクレレはカイナにもちゃんと食事を与えられたか待ってしまいますので
これもケースバイケースだと思いますね。
それでもなかなか下の子にお食事をあげないと
先住犬は可愛がっているだけあって飼い主不信にも。
犬社会に口出しをしなければ、ちゃんと上下関係が築かれているので
あとは人間社会のルールもちゃんと教えれば気にする事はないと思ってます。
やはり飼い主と先住犬の間でちゃんとした関係があればの話ですが。
そうでもしないと、下手すると先住犬がつけあがって
本来あった躾も台無しになりかねません。
2頭とも良い事をしたら2頭を公平に愛情を注ぐ。
どちらかでも同じで家族全員で喜ぶように心掛けたら
カイナが良い事をすると(トイレ成功など)クレレも喜んで教えにきてくれます。
今回の旅ではそんな2頭の絆が更に深まった気がします。
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